住宅用火災警報器の設置状況
住宅用火災警報器の設置が義務化されてから10年が経ちました。
鳥取県西部消防局管内の住宅用火災警報器の設置状況
(令和4年6月1日時点)
年度 |
H24年 |
H25年 |
H26年 |
H27年 |
H28年 |
H29年 |
H30年 |
R1年 |
R2年 |
R3年 |
R4年 |
設置率(%) |
75.3 |
80.8 |
80.0 |
84.0 |
82.0 |
81.0 |
79.0 |
80.7 |
― |
84.0
|
85.0 |
条例適合率 |
― |
― |
66.0 |
64.0 |
56.0 |
59.0 |
61.0 |
60.0 |
― |
63.0 |
63.0 |
※1 「設置率」とは、西部広域行政管理組合火災予防条例で設置が義務付けられている住宅の部分のうち、一箇所以上設置されている世帯の全世帯に占める割合です。
※2 「条例適合率」とは、西部広域行政管理組合火災予防条例で設置が義務付けられている住宅の部分全てに設置されている世帯の全世帯に占める割合です。
住宅用火災警報器の奏功例
警報器が素早く鳴動して、火災にならずにすんだり、人の命が助かっています。
鳥取県西部消防局管内の奏功事例
こんな事例で役に立っています!
年 |
H24年 |
H25年 |
H26年 |
H27年 |
H28年 |
H29年 |
H30年 |
R1年 |
R2年 |
R3年 |
奏功事例(件) |
3 |
7 |
1 |
3 |
1 |
2 |
2 |
0 |
0 |
1 |
火災件数(件) |
115 |
138 |
124 |
94 |
118 |
89 |
119 |
112 |
77 |
87 |
西部消防局管内の奏功事例数
※3「奏功事例」とは、住宅用火災警報器が鳴動し、「無事に避難した。」「火災にならなかった。」「火災が小規模で終わった。」などの事例です。
住宅用火災警報器の必要性

- 火災による焼死者の発生原因の約60%が逃げ遅れです。また、焼死者のうち60%強が高齢者の方が犠牲となっています。(消防庁資料)
- 火災による焼死者を減らすには、早期発見と早期避難が重要です。住宅用火災警報器は大きな効果を発揮します。
住宅用火災警報器の設置が必要な場所
- 警報器は、寝室に設置する必要があります。
- 2階から上に寝室がある場合は、階段の上部にも設置する必要があります。
- 台所からの出火も多いので、台所にも設置しましょう。
- 賃貸住宅の場合は、家主さんと相談しましょう。
住宅用火災警報器の取り付け位置
壁へ取り付ける場合
警報器の中心が天井から15cm~50cm以内に入るように取り付けてください。
警報器の中心が壁や梁から60cm以上(熱式の場合は40cm以上)離して取り付けてください。
耳の不自由な方に適した機器
住宅用火災警報と連動して、振動するもの、強力な光を発するものなど、聴覚に障害をお持ちの方に適した機器が販売されています。
住宅用火災警報器のQ&A